奥様が安心して長距離運転できる足まわりになりました♪

ハイゼットトラック（S500系）サスペンション

2020.08.17 奥様が安心して長距離運転できる足まわりになりました♪

お盆休み前になりますが、インディ７２７（ハイゼットトラック S510P ベース）のお客様がいらっしゃいました。

このたびは、高速道路でのふらつきや乗り心地の改善を行いたいとのこと。

具体的にどういった症状を対処したいのか、メールで何度かやり取りさせていただいた結果、「サスペンションキットｆｏｒキャンパー」と「リヤソフトバンプラバー」を装着することになりました。

リヤのバンプラバーとはリーフスプリング中央の上側にドドーンと付いている、三角錐の形をしたゴムの塊り。下の写真を見ていただければ一目瞭然かと思います。

リヤの荷重が大きなキャンピングカーの場合、道路に凸凹などが有って車体が沈み込んだ際に、バンプラバーと車体が簡単にメガヒットして「ドカン！」といった衝撃が伝わって来ます。

今回のお客様はその衝撃を「震度４」と表現されていました(笑)

この衝撃を小さくするために、今回は当社のリヤソフトバンプラバーを装着しました。

下の写真の左が純正バンプラバー、右がソフトバンプラバーです。

車両に取り付けるとこんな感じになります。

そして今回は「サスペンションキットｆｏｒキャンパー」を装着いただきましたが、このキットにはリヤ強化ショックアブソーバーも付属しています。（上の画像の紫色の物がそれです）

強化リヤショックアブソーバーはフワフワしたり、フラフラしたりする症状を抑えますが、実は前述の突き上げに対しても有効です。

ショックアブソーバーを強化するとサスペンションが縮む速度を抑えてくれますから、凸凹などで大きな入力が有った場合でも、一気に縮まないでじわりと縮んでくれるわけです。

さてフロント側ですが、こちらは純正のショック＆スプリングです。

当社の「サスペンションキットｆｏｒキャンパー」には、「アッパーマウント無し仕様」とか、「純正アッパーマウント付属仕様」といった種類がありますが、ここに出て来る"アッパーマウント"とは何か、少し説明しておきます。

下の画像は純正のショック＆スプリングをばらしたところです。左上に置いてあるパーツがアッパーマウントになります。

つまりこれらのパーツです。

「アッパーマウント無し仕様」を購入いただいた場合は、元々車に付いていたアッパーマウントを分解して再使用することになります。

「純正アッパーマウント付属仕様」を購入いただいた場合は、新品のアッパーマウントがキットに付属しますので、元々車に付いていたショック＆スプリングは分解しないまま置いておくことが出来ます。

走行が10万キロを超えた車両は、新品のアッパーマウントを使用することをお勧めしますが、それ以下の走行距離の車両はどちらを選択しても良いと思います。

今回のお客様は帰宅後にメールにて「サスペンションキットｆｏｒキャンパー」装着後のフィーリングについて詳細なレポートを送っていただきましたので、抜粋して箇条書きにてご紹介しておきます。

・角を左に曲がる時やコンビニなどの路面店の駐車場の段差を上がる時、降りる時、いずれもハンドルを切りながらの動きですが、上下左右に車体が捻れながら動くような感じが収まり安心そのものです。
・ブレーキをかけても前が沈み込むようなことも無くなりました。
・高速道路でも下道でもハンドルがドッシリとしてフニャフニャしない感じでした。直進安定性も素晴らしく、また段差もモノともせず別の車みたいでした。
・妻自身のセダンでは本人はどこまでも走れるのですが、インディではいつも長くは走れないので途中のPAで交代するつもりでしたが、それが途中休憩はとりましたが●●インターまで運転してくれました。それくらい気付かぬまま、今までは普通に疲れていたということですね。
・後席は横すわりになるタイプなのですが、乗り心地もバツグンに良くなりました。
・近所には田んぼが多いのですが、そこを通るデコボコ道も難なく気持ちよくこなしてくれます。

普段なかなか生の声をご紹介する機会は無いのですが、今回はたくさんレポートいただきましたのでご紹介させていただきました。

サスペンションキットｆｏｒキャンパーの購入をご検討されている方は、どうぞご参考にされて下さい(^^