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2016.04.04 軽キャンパーのリヤの突き上げの原因と対策

軽キャンパーにお乗りの方から、リヤの突き上げを何とか改善したいといったご相談をよくいただきます。


そもそも、リヤの突き上げの原因は何なのでしょうか?


軽キャンパーは、ノーマルの軽トラックに比べると、後軸の荷重が400~500Kgほど重くなっており、リヤ側の車高は軽トラックの純正状態よりはかなり沈み気味になります。


さて、軽トラックにはリーフスプリングの上側に、重量物を積載した場合にストロークを規制するためのバンプラバーという物がもれなく付いております。(下画像)

P10208601.jpg


重量物を積載してない状態であれば、このバンプラバーがボディーに当たることはまずありません。


しかし重量物を積載していると(キャンピングカーは常に積載した状態と言ってもよい)、バンプラバーとボディーとの隙間が無くなりますので、ギャップなどを通過した際にバンプラバーがボディーにヒットして、「ドンっ」と突き上げが起こるわけです。

P1020860.jpg


この現象を防止するにはいくつかの方法が考えられます。
①(さらに)増しリーフを入れる
②バンプラバーを柔らかい材質のものに変更する
③シャックルを変更し車高を上げる
④リヤショックを強化して縮み側の速度をゆっくりにさせる


①の方法は、現状3枚リーフの車両には有効なやり方と言えます。
が既に4枚リーフの車両は一般的にはこれ以上追加出来ないのと、リーフスプリングのバネレートが上がりますので、通常時の乗り心地の悪化が懸念されます。


②の方法ですが、純正のゴム製の硬いバンプラバーを下の画像の様な柔らかい素材で出来た物に変更します。それによって、バンプラバーがボディーにヒットした際の衝撃を和らげます。

P1140274.jpg


③の方法は車高調整式シャックル(下画像)を、車高が上がる方向に調整することで、バンプラバーとボディーの間隔を広げてやります。これによってバンプラバーがボディーに当たるまでのストローク量が伸びますので、突き上げの頻度は減少します。

pho_ktv208_002.jpg


④は縮み速度を規制するので、強い衝撃が入った様な場合は純正と同じ様な結果となってしまうことがあります。ただ、ショックの強化は直進安定性の向上に大きく寄与しますので、どちらかと言うと後者の目的で交換された方がニーズにはマッチするかも知れません。


いずれにしましても、リヤの突き上げでお悩みの方は、上記のいずれかの対策を行うことで、症状の改善は図ることが出来ますので、ぜひお試しになってみて下さい。

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