初！ キャリイＤＡ１６ＴにＬＳＤ取付け

2015.06.06 初！　キャリイＤＡ１６ＴにＬＳＤ取付け

本日、キャリイＤＡ１６ＴにＬＳＤの取付け作業を行いました。

これまで、ＤＡ６３Ｔキャリイには何度もＬＳＤを組んだことがありますが、実はＤＡ１６Ｔへの組み込みは初であります！（弊社のＤＡ１６ＴにはＬＳＤは入っておりません・・）

ちなみに今回の車両は、特装ダンプでございます（＾＾

作業をかいつまんで見て行きましょう。

ホーシング内の左右ドラシャと、ペラシャを外したら、デフキャリアを抜き取ります。

デフサイドベアリングを固定してあるキャップを外して、ノーマルデフを取り出します。

今回使用するＬＳＤは、クスコのタイプＲＳ　１．５ＷＡＹです。

万人向けでマイルドな仕様ですが、ドリフト目的で入れたい方は、タイプＭＺの２ＷＡＹの方が絶対におススメですね。

さて、リングギヤをＬＳＤに移植したら、デフキャリアにＬＳＤを取り付けてバックラッシュを測定します。

キャリイの場合、バックラッシュの規定値は０．０１０～０．０２０ｍｍです。

今回は測定の結果０．０２２ｍｍでしたので、サイドベアリング横に入っているシム厚を変更して調整を行いました。

シムの実物はこんな　↓　感じですが、シムの在庫が無い場合は、ここで作業中断となってしまいます（>_<)

ちなみに当社では１０種類以上の厚みのシムを在庫で持っておりますので、即日作業が可能です（＾＾

バックラッシュが０．０１４に調整できましたので、車両に取り付けて完了です♪

ポイントだけ紹介したので、すぐに終わりそうに見えたかも知れませんが、実は作業全体でざっくり４時間かかる作業です。

試乗しましたところ、いい感じで効きが体感できました。

リヤタイヤの空転でお悩みの方、ドーナツターンが出来ないとお悩みの方、ＬＳＤを装着して楽しい軽トラスポーツ走行をお楽しみ下さ～い！

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