軽トラのロールバーはボディー剛性アップにどの程度寄与しているのか？

2014.03.01 軽トラのロールバーはボディー剛性アップにどの程度寄与しているのか？

当社のキャリイとハイゼットにも装着されておりますロールバー。

「見た目だけのパーツ」と思っている方が多いようですが、果たしてどの程度剛性アップに効いているのか検証してみました。

4点式ロールバーの、斜め後に向かっている斜行バー。（下の写真の矢印のバー）

このバーの後端をボディーに結合しているボルト（下の写真の矢印のボルト）を、まずは４輪が接地した状態で外してみます。

するとこの様に、ブラケットの穴と、斜行バーの穴の位置は一直線上に並びます。

この状態で、車両をリフトアップしてみます。（地面からタイヤが10cmほど浮いております）

この状態で、先ほどのブラケットの穴の中心と、斜行バーの穴の中心を見てみると・・・。

何と３ｍｍほどずれているのがわかりますでしょうか？

ボディーをリフトで上げるだけで、車体がこんなに歪んだという事なのです～（>_<)

驚き桃の木でしょう！？

ちなみにロールバーを装着して走行すると、リヤのサスペンションが動いている挙動が伝わって来る様になります。

ロールバーが無い状態だと、サスペンションの動き＋ボディーが歪んでいるので、リヤサスの挙動がはっきりと伝わって来ないんですよね～。

軽トラックは意外なほどにボディー剛性がありませんので、ボディー補強をすると気持ち良く走れる様になりますよ～(＾＾)

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