カプチーノのフロントに８Ｋのバネは硬いのか・・？

2011.01.18 カプチーノのフロントに８Ｋのバネは硬いのか・・？

車重が７００Ｋｇそこそこの軽自動車にとって、フロントに８Ｋのバネというと、一般的にはかなり硬い部類に入ると思います。

しかし、カプチーノに８Ｋのバネを入れても、アルトワークスや、キャリイほどは硬く感じません・・・。

その理由はレバー比です。

アルトワークスやキャリイといった車は、フロントがストラット形式のため、装着したバネレートが１００％そのままの硬さで作用します。

しかしカプチーノはダブルウィッシュボーンで、ショックがアームの真ん中辺りに付いているために、１００％の硬さでは作用しないわけです。

わかり易く言うと、同じ体重の人が、シーソーの端に乗るのと、真ん中辺り乗るのでは、働く力が変わってきますよね。
ま、そんな感じかと。

で、バネレートはレバー比の逆数の２乗で作用しますので、レバー比が０．６９のカプチーノの場合は、８Ｋのバネを入れても、約３．８Ｋのバネとしてしか作用しないんです。

あっ、ちなみに先月発売されたハイパーレブ　カプチーノ本にもレバー比の話しがチラリと出ていましたが、出所はウチですんでｗｗｗ

カプチーノの前後バネレートの比率でしっくり来なかった人は、これを参考に再考してみてはいかがでしょう？

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