キャリイ（ＤＡ６３Ｔ／ＤＡ１６Ｔ）のファイナルギヤのお話し②

キャリイ（ＤＡ６３Ｔ）キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）駆動系（ミッション、クラッチ、フライホイール）

2014.12.11 キャリイ（ＤＡ６３Ｔ／ＤＡ１６Ｔ）のファイナルギヤのお話し②

前回、キャリイ（ＤＡ６３Ｔ）のファイナルについてのお話しをさせていただきました。

その中で、「キャリイ（ＤＡ６３Ｔ）の７～１０型に乗っている人は、これ以上速度が延びるファイナルは無いのです。」という話しが出ました。

しかし、2013年9月に発売された新型キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）の５ＭＴ車には、な・な・なんと"５．１２５"という、さらに高速型のファイナルが装着されているのです！

でかした、スズキｗ

さらに新型キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）のＡＴ車には、"５．６２５"という、これまた微妙なチューニングを可能にする、美味しいファイナル比が採用されています。

さらにさらに、ＤＡ６３Ｔは初期型のみ存在していた低床仕様というバージョンに、６．４２８というファイナルが付いていましたので好きなファイナルを選べちゃいますね～。

さて、ここまでの話しをまとめますと。

①６．８３（ＤＡ６３Ｔ　初期～中期型　５ＭＴ）※車台番号409999まで
②６．４２８（ＤＡ６３Ｔ　初期低床仕様　５ＭＴ）
③６．１４２（ＤＡ６３Ｔ　全モデル　３ＡＴ）
④５．６２５（ＤＡ１６Ｔ　３ＡＴ）
⑤５．３７５（ＤＡ６３Ｔ　７～１０型　５ＭＴ）※車台番号410004～最後まで
⑥５．１２５（ＤＡ１６Ｔ　５ＭＴ）
※ＤＡ６２Ｔより古い車両のデータは当社にはございませんのでご了承下さい。

さて、ここで一つ注意点がございます。

ＤＡ１６ＴとＤＡ６３Ｔは、バンジョーやオープンデフは同じ物が使われてはいます。

がしかし当社では、ＤＡ１６ＴのファイナルをＤＡ６３Ｔに装着してみたことはありませんため、１００％流用可能とは言い切れませんので、あくまでも自己責任でお願いします。

そしてもし、流用出来たよ～(^○^)という人がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さ～い。

さて、ここまでファイナル流用の美味しいお話しばかりでしたが、実は落とし穴もあるのです・・・。

～つづく～

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