キャリイ（ＤＡ６３Ｔ １０型）に 久々のＬＳＤ取付作業

2014.10.14 キャリイ（ＤＡ６３Ｔ　１０型）に　久々のＬＳＤ取付作業

先週末になりますが、キャリイ（ＤＡ６３Ｔ　１０型）にＬＳＤの取り付けを行いました。

何十回も行っておりますが、地味に時間のかかる作業でございますｗ

ちょいと厄介なポイントを中心に、作業の様子をご紹介しましょう。

いきなりですが、デフのキャリアＡＳＳＹを取り外したところです。

デフキャリアを取り外したホーシング側は、パックリと口を開けております。

デフキャリアを取り外すには、このようにドラシャを１０ｃｍほど外側に抜いてやる必要がございます。

ドラシャを抜くにはスライディングハンマーが必要となりますので、ＳＳＴの無い方はここまで辿り着けません・・・。

次いで厄介なポイントは、新たに組むＬＳＤにサイドベアリングを圧入する必要がございます。

ここも圧入機が無いと厳しいですね・・・。

その後、バックラッシュを測定しますが、ここではダイヤルゲージが必要になります。

スズキの場合は、バックラッシュの調整は、サイドベアリングの外側に入っているシムの厚みを変えることで行います。

シムの厚みを測定するには、マイクロメーターが必要です。

ここまで出来れば、あとは特殊工具類は必要無いと思います。

ＬＳＤの組み込み工賃はどこでやっても結構かかると思いますが、それにはそれなりの手間と、工具が必要となるからなのであります。

そんなこんなで費用がかかるＬＳＤ取り付けですが、スポーツ走行をするにはやっぱり欲しい一品ですねぇ・・・。

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