Blog 社長ブログ
ハイゼットトラック(S500P/510P) サスペンション リフトアップ 上げトラ
2020.02.21 ハイゼット(S510P)にピロアッパーマウントを付けてみました♪
当社のハイゼットジャンボ(S510P)に1.1インチアップスプリング&ブロックキットと、ピロアッパーマウントを装着してみました。

1.1インチアップスプリング&ブロックキットは、フロントに純正形状のアップスプリングを装着することで、

車高が1.1インチ(28mm)上がります。

そして今回はフロントショック&スプリングのアッパーマウントを、ピロアッパーマウントにしてみました。

さて、車高を上げて行くとフロントタイヤが車両前方から見て逆ハの字になることは、ご存知の方も多いと思います。

フロントタイヤが逆ハの字になるということは、当然ながらフロントショックアブソーバーも車両前方から見ると逆ハの字になっています。
ところが、アッパーマウントが取り付くボディーは元のままです。
となると、この捻じれはどこが吸収しているのでしょうか?
答えはアッパーマウントになります。

純正アッパーマウントは一部がゴム素材で出来れいるため捻じれをゴム部分で吸収してはいますが、常に捻じれた力は掛かったままです。

この捻じれは、1.1インチアップや2インチアップでちゃんとメンバーダウンをしてあれば、そんなに大きな力は掛からないので問題にはなって来ません。
しかし、2インチや4インチアップして、ちゃんとメンバーダウンをしていない様な場合は純正アッパーマウントに大きな捻じれ力が掛かり、最悪の場合はショックアブソーバーの先端のネジ部が折れてしまう事も有ります。
ピロアッパーマウントはピロボールが回ることでこの捻じれを吸収しますので、下の写真の様にフロントショックは自由な方向に首を振ることが出来るのです。

繰り返しになりますが、1.1インチアップや当社の2/2.2インチアップキットであれば、純正アッパーマウントに大きな力は掛かりませんが、よりスムーズな動きを追求するのであれば、ピロボール化するに越したことは有りません。
さらに、当社のピロアッパーマウントはショックのマウント位置をセンターから少しオフセットさせています。

このため、取付け時にフロントショック(=フロントタイヤ)が逆ハの字になるのを防止する効果も有るのです。
今回、1.1インチアップスプリングと、ピロアッパーマウントを組み合わせた結果、フロントタイヤのキャンバー角は±0になりました。

ピロアッパーマウントは、ローダウンしてサーキット走行をする車両のための物だというイメージが強いですが、今回ご紹介したようにリフトアップ車両に装着するメリットはそれ以上に有ると思います。
純正ゴムアッパーマウントでも問題は有りませんが(若干逆ハの字になりますが・・)、フロントサスペンションのスムーズな動きを追求したい方は是非どうぞ!
Category
アトレー・ハイゼットカーゴ・デッキバン(S700系)
特売品
中古車情報
テレビ番組
車種
- アトレー・ハイゼットカーゴ・デッキバン(S700系)
 - キャリイ(DA16T)
 - スーパーキャリイ(DA16T)
 - キャリイ(DA63T)
 - ハイゼットトラック(S500P/510P)
 - ハイゼットトラック(S200P系)
 - エブリイ(DA17系)
 - エブリイ(DA64系)
 - ミニキャブトラック/クリッパートラック(U60/U70系)
 - ミニキャブバン/タウンボックス/クリッパーバン(U60/U70系)
 - カプチーノ(EA11R/21R)
 - 軽キャンピングカー
 - 軽トラ全般
 
パーツ
- ターボ
 - スーパーチャージャー
 - ECU
 - エンジン
 - 冷却系
 - 駆動系(ミッション、クラッチ、フライホイール)
 - 駆動系(LSD)
 - 吸気系
 - 排気系(マフラー)
 - 排気系(EXマニ、フロントパイプ)
 - サスペンション
 - サスペンション(スプリング、ショック)
 - サスペンション(スタビ、その他)
 - リフトアップ
 - ボディー補強
 - ブレーキ
 - 外装
 - ガード類
 - タイヤ、ホイール
 - ボディー
 - 内装
 - シート
 - アクセサリ
 - 追加メーター
 - 電気系
 - オーディオ
 
その他
Monthly Archive
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2011年
2010年
2009年


commentsコメント