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キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）タイヤ、ホイール諸元データ

2015.12.17 デモカーキャリイ（ＤＡ１６Ｔ）　オートランド作手テスト走行　第１話（タイヤ編）

今年のＫトラワールドシリーズに参戦した、弊社デモカーのキャリイ（ＤＡ１６Ｔ）。

９月１３日に開催された「ＫトラワールドシリーズRd.3」では、私はこの車のハンドルを握りませんでした。

このため、６月のRd.2以降に新開発したパーツの、サーキットスピートでの効果やフィーリングがどうなのかを確認できておりませんでした。

ということで、このたびオートランド作手に持ち込んで諸々の確認テスト走行をして参りました。

走行レポートの前に、まずは車両の主なスペックをご紹介しておきます。

【車両スペック】　※ ★印は６月のRd.2以降に装着もしくは変更したパーツ

■サスペンションパーツ
・車高調　　　　　　　：KTV ultimate タイプＺ
★フロントスプリング：12Kg/mm（オプション品）
★リーフスプリング　：KTV ultimateスーパーローダウンリーフスプリング（8K、60mmダウン）
★アッパーマウント　：試作品（ショックブラケットの調整と併せてキャンパー角4°）
・Ｆｒスタビライザー：試作品（KTV ultimate タイプZ車高調専用ブラケット）

■吸排気系パーツ
・ＥＸマニ　　　：KTV ultimateオールステンレス等長タコ足
・スポーツ触媒　：試作品
・マフラー　　　：KTV ultimateオールステンマフラータイプS-X
・エアクリーナー：KTV ultimateファンネルエアクリーナー

■冷却パーツ
・ラジエター　　：KTV ultimate 大容量アルミ2層
★オイルクーラー：試作品

■駆動系パーツ
・Ｒｒデフ：純正オープンデフ

■補強パーツ
・補強バー　：KTV ultimateリーフアンダーバー
・ロールバー：試作品 4点式ロールバー

■内装パーツ
・シートレール：KTV ultimateフルバケット用
・シート　　　：ブリッド VIOSⅢ

■タイヤ
★Ｆｒ：POTENZA RE71R 165/55R14
・Ｒｒ：ATR-K SPORT 165/55R14

■本日の気象状況
天候曇り時々晴れ、気温6℃、路面温度10℃。

■その他
・荷台あおり：付いたまま
・スペアタイヤ：外した
・ガソリン：4分の3

ではまずは、タイヤについてのインプレッションです。

このたび、初めてポテンザのRE71Rを装着。しかし予算の都合上、フロントのみですが・・ｗ

リヤは３シーズン目となるＡＴＲ－Ｋ　ＳＰＯＲＴです。

噂には聞いておりましたが、RE71Rはすごいグリップ力でした。この路面温度を考えるとすごいことです。

それに引きかえＡＴＲ－Ｋときたら・・。この季節は使用禁止ですね（爆

さてRE71Rの方は、コースインして３ラップ目にはベストラップに近いタイムが出ましたから、ジムカーナでも十分使用出来るスペックだと思いますし、１０ラップ以上周回してもタレて来ないのもすごいです。（この路面温度ということもありますが・・）

しかし今回、この高いグリップがネックとなるアクシデントが発生しました！

トップのヘヤピンコーナーを過ぎて、きつい下り坂の左コーナー（下の画像参照）が有るのですが、ここで攻めると片輪走行になってしまいます(>_<)

足を固めた軽トラの場合、Ｇが溜まった状態でイン側の縁石に乗ると、イン側が跳ねて片輪走行になることは珍しくありません。

しかししかし、今回はイン側の縁石に乗らずとも、フロントにＧを掛けてステアリングを切ると、見事にイン側が浮き上がります！

この挙動はＤＡ６３Ｔキャリイでは味わったことがありません。

ショートホイールベースであるフルキャブ車両（ハイゼット）の場合、同様の状況になる可能性があるので、注意が必要です。

しかしこの挙動は、下り勾配のきついコーナーにおいてのみ発生しますので、オートランド作手の他のコーナーでは発生しませんでしたし、他のサーキットにおいても発生しない可能性が高いので、その点は誤解の無いようにして下さい。

対策については、また後日お話しします。

次回はＬＳＤのお話しです。

～つづく～

キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）タイヤ、ホイール諸元データ

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