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キャリイ(DA16T)

2021.04.14LSDのイニシャルトルクとオーバーホール その1

LSDの『イニシャルトルク』というキーワードが良く出て来ますが、あまりよくわからない・・という人のために解説を致しましょう。


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LSD付き車両のリヤタイヤを、片輪だけを接地させてもう片輪を浮かせます。


浮かせた方のタイヤを回してみて、抵抗無く手でクルクルと回るようならば、イニシャルトルクは0です。


浮いた方のタイヤが簡単に回らないのであれば、LSDのイニシャルトルクが有ると言えます。


このことから、LSDを装着して右側の車軸と左側の車軸を強制的にくっつける力のことを、イニシャルトルクと言うと解釈すれば良いと思います。


ちなみに浮いた方のタイヤ(ハブ)に治具を使ってトルクレンチをセットして、どれくらいの力(トルク)でタイヤが回るかを測定した値が『イニシャルトルク』になります。


イニシャルトルクが大きいほど、左右を直結する力が強いと言えます。


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LSDを組んで乗り続けていると、じわじわとイニシャルトルクは落ちて来ます。


走行距離が増えてくるとLSDの効きが悪く感じるようになりますが、それはイニシャルトルクが落ちて来て内輪が少なからず空転してしまうようになるからです。


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どのようなメカニズムでイニシャルトルクが落ちてくるのかは、その2でお話しします。

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プロフィール 代表取締役 高原宏幸

1992年某自動車メーカーに入社。エンジニアとして新車の立ち上げに関わり、自動車メーカーの手法・品質基準を叩きこまれる。学生時代から参戦していたダートラ、ジムカーナ、レースに影響を受け、競技車の世界への転身を決意。
1999年某自動車メーカー系ワークス会社に転職。商品企画設計、レース車両設計、レース運営アソシエーション責任者を経て、WRC立ち上げプロジェクトにエンジニアとして関わる。
2008年4月、株式会社GT CARプロデュースを設立。以来、アフターパーツの企画設計製造販売、走行会イベントの企画開催を手がける。

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