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キャリイ(DA63T)

2018.03.08二日連続でキャリイのLSD作業!

昨日に続きまして、本日もLSDの作業を行いました。


昨日と違うのは、


①本日はDA16Tではなく、DA63Tキャリイであるという点と、


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②LSD装着ではなく、オーバーホールであるという点です。


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それと、昨日は東京都から、本日は兵庫県からという違いもありました(笑)


本日はオーバーホール作業ですので、LSDを分解する辺りを中心にお話ししましょう。


さっそくですが、こちらは車両より取り外したLSD本体で、クスコのタイプRS 1.5WAYになります。


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LSDのケースとカバーを結合しているボルト4本を外します。


P1210105.jpg


カバーを下にして、ケースを上に取り除くと、中身が出て参りました。


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プレートとプレッシャーリングを順番にばらして並べて行きます。


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古いプレートがどれくらい摩耗しているか、厚みを測定します。


P1210111.jpg


ちなみにプレートが摩耗して厚みが薄くなって行くと、イニシャルトルクが低下します。


今回のお客様はデフオイルを3000Km毎に交換されているとのことで、プレートはとてもきれいで摩耗はごくわずかでしたが、お客様のご要望によりプレートを新品にして組み直しました。


P1210113.jpg


組む時はばらしの逆で、順番にプレートを積み重ねて行きます。


P1210116.jpg


このとき、内爪プレートと外爪プレートをきっちり交互に組まないと、ロック率が落ちますので注意しましょう。


積み上げが終わったら、ケースを被せます。


P1210117.jpg


ケースとカバーの固定ボルトを締め付けます。


P1210118.jpg


イニシャルトルクを測定します。


P1210120.jpg


狙いとするイニシャルトルクになっていればOK、なっていなければ再度厚み違いのプレートを組み替える必要が出て来ます。


Okであればリングギヤを取り付けて、トルクを掛けて完了です。


P1210126.jpg


写真は有りませんが、ファイナルリングギヤの固定ボルトにはネジロック剤を塗らないと、緩んでファイナルギヤを破壊しますので十分注意が必要です。


こちらオーバーホールが完成したLSDです。


P1210127.jpg


車両に取付けて、


P1210128.jpg


周辺部品を復旧して完了です。


試走をしましたが、曲がり角を曲がると良い感じでザザザザッと効いておりました♪


LSDオーバーホールの作業時間は約5時間で日帰り可能です。


工賃は36,000円で、これにプレート又はシム、デフオイルなどの部品代(3,000円~)がかかります。('18年3月現在)


LSDを装着しているけど最近効きが悪いなぁ・・という方、オーバーホールして新品同様の効きを取り戻しましょう♪


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プロフィール 代表取締役 高原宏幸

1992年某自動車メーカーに入社。エンジニアとして新車の立ち上げに関わり、自動車メーカーの手法・品質基準を叩きこまれる。学生時代から参戦していたダートラ、ジムカーナ、レースに影響を受け、競技車の世界への転身を決意。
1999年某自動車メーカー系ワークス会社に転職。商品企画設計、レース車両設計、レース運営アソシエーション責任者を経て、WRC立ち上げプロジェクトにエンジニアとして関わる。
2008年4月、株式会社GT CARプロデュースを設立。以来、アフターパーツの企画設計製造販売、走行会イベントの企画開催を手がける。

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